2021.06.15
研究・研修
現場研修会
[若手研修 2020年度]
当社では、若手技術者の育成に強く取り組んでおり、積極的に研修制度を導入しております。入社7年目までの若手技術者を対象に、設計の基礎となる測量や、中堅技術者による技術発表会を開催し、技術の継承を行っています。研修を通して、総合的な技術力向上を目指すとともに、1人前になる自覚を持ってもらうことを目的としています。
社会インフラの設計を担う技術者として、現場の把握は非常に大切です。構造物をただ設計するのではなく、現地状況や時系列に沿った施工計画が求められ、先々を見通す能力が必要となります。
今年度は、社屋付近での測量実習や測量図の作図研修、ボックスカルバートの工場現場見学を実施し好評を得ました。

[UAV飛行訓練 2020年度]
当社では現在4機のUAV(ドローン)を保有しています。
主に設計・調査する箇所の現地状況を把握するために使用しており、上空から写真を撮影することで地上からではわかりづらい地形上の問題を見つけたり、撮影したデータを活用して作図をしています。
当社のUAVは若手社員が主体となり、国で決められた「UAVの使用に関する安全基準」やそれを基に作成した当社独自の「安全運用マニュアル」に則り操作しています。
UAVを操作するにあたり、決められた飛行訓練場でUAVの組立・離発着・上空での操作などを訓練し、安全に飛行できる操縦者を確保しています。
最近では新しい機種(MATRICE 300)を導入し、現地状況把握以外にも点群データの作成・それを活かした図面作成など様々な作業をUAVによる撮影で行えるよう検討中です。

~安全に飛行できるよう訓練します~

~氷点下や雨天時でも飛行が可能です~

~設計・調査箇所の状況把握に
役立っています~

~安全に現地の状況を確認できます~

~上空写真から点群データを作成し設計に活かせるよう検討中です~